About

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Vision

子どもに携わるすべての人たちが未来へ一歩を踏み出せるように。 子どもに携わるすべての人たちが未来へ一歩を踏み出せるように。

なんでこうもうまくいかないんだろう・・
人はそんな時、何かのせいにしたくなります。
他者のせいにする人
組織のせいにする人
自分のせいにする人
でもそれでは何も変わらない。つらい時間が続く・・

対面で人と関わらなくてもコトが進む時代の変化の中で
じゃぁ、どうすればいいんだろう!?
渦中にいる人はますます自分が見えなくなります。

その原因は知らないことで起こる間違いかもしれないし、
お手本にしてる人がそもそも間違っているのかもしれないし、
自分の思考の癖からきてることかもしれないし、
そもそもすべての曖昧なことを確認しないことで起きていることかもしれない。

そんな時、いろんなことを整理してくれる人が あなたのとなりにいたらいいと思いませんか?もがき続ける暗いトンネルの中から、少しでも早く脱出するために、一筋の光で導いてあげたい。 世の中のすべてのことに主体性をもってトライ&エラーできる人を育てたい。
そんな想いでSELF CREATION LABは個人・企業のためにあります。

Story

きっかけ きっかけ
保育人生で体験してきたこと 保育人生で体験してきたこと

保育士を経て、大学教育アドバイザー・保育士養成講師、保育事業コーディネーター・遊びかた関わりかた先生・子育てカウンセラーなど、人を育てる人(=先生・パパ・ママ・人材育成係など)を応援する<SELF CREATION LAB>代表として、 様々な現場で活動してきました。時代の流れから、みんな同じように上手にできることを強いる昭和の保育から脱却すること、そして、主体性を持ち、トライ&エラーを繰り返すことのできる子どもたちを育てることが、いま教育現場に求められています。

ですが、求められているものがわからない、何をすればいいのかわからないなど、悩む人も少なくありません。
子どもたちにしっかり寄り添いながら笑顔でいられる先生、子どもたちが目を輝かせながら「先生大好き!」と集まってくるような先生を数多く再育成することが必要になってきていると感じています。

少子化の中、「知識だけではなく体験を通して子どもの人間力(心)を育むこと」を重視し、「保護者が安心・信頼して預け、子どもが安全で安心してすごせる園」が求められていますが、 悲しいかな、子どもたちを導き援助していくべき先生自身が減っている難しい状況もあります。

子どもの主体性を育てると言っておきながら、育てる側に主体性がない現実。
体験を通して人間力を磨くどころか、子どもたちに、「だめ!○○しないで!」などの命令、禁止、規制の言葉しか発しない先生が多いこと。
子どもたちの成長を促す最大のチャンスである<けんか>の場面では、すぐに「やめなさい」「どっちが悪い」と示唆し、揉め事として取り扱ったり、行動を操作するような言葉がけしかしない先生、 言うことをきかない『やりにくい子』というレッテルを張り、大人軸の考えで子どもを動かしてしまう先生も少なくありません。

でも、先生たちが最初からそうであったわけではありません。学生時代の学びの場が希薄で、子どもの発達過程に沿った遊びや行動、メンタルを含めた子どもに寄り添う術、事例研究などが養成校にて行われていないこと、 また、国家試験で資格を得た実習を踏んでいない保育士が多くなっていることも私自身の研究結果からわかりました。

離職の文脈から世の中の社会人育成に目を向けると、最低限の生活マナーや常識が身についてない、他者とうまくかかわる対人力や人間関係力が低い人材が年々増えているように思えます。 保育士は一般社会人とちがって企業研究をして自己分析をして就職活動をした人が少ない。そのため、学生と社会人の境目がほとんどなく、組織への帰属意識が希薄な現実もあります。 わからないことがわからない、訊ねてどう思われるかが怖い、間違っていたら嫌だからやらないなど、働く環境を心理的安全な場所に思えないまま、どうすればよいのかわからない保育者が離職につながっていく構図ができているのです。

一方でそんな後輩をどう指導したらよいのか路頭に迷っている園側の管理職や職員、また、そこに預ける親御さんの子育ての悩みや自分の人生キャリアの悩みにも多く触れ、 これまでの私の経験実績から何か役に立てることがあるんじゃないかと行動を起こし、今のスタイルになりました。

それから それから
経営学からの保育現場へのアプローチ 経営学からの保育現場へのアプローチ

もともと、いち保育士でしかなかった私が保育事業産業カウンセラーとなり、各所のそのような相談に尽力するようになったきっかけは、大学院で経営を学びはじめたことでした。

「40年近くに渡る国内外の様々な保育教育現場での経験を『暗黙知』ではなく『形式知』にしなさい」と大学の先生に言われ、これまで教育畑一筋だった私が、いきなり経営学部に飛び込むことになりました。 すると「保育現場で職員がよくはたらくための人間関係」の学びがわんさか。企業経営の観点から語られる授業内容を保育現場に置き換えて聴くと 「保育現場の人的資源をどれだけ丁寧に管理し援助しマインドを育てるか」というマネジメントが必要であり、“保育士の心根にすとんと落ちる具体的な行動を促す力”が施設長・管理職に必要なのだと学びました。

職員は、できない!と動いてくれないし、もめる。不平を言うし、人のせいにする。
「園長先生これでいいですか?」と自分で考えない。まえぶれもなく、事前に一度も相談もなく、年度途中で突然辞めるといってくる。
なぜだろう、そんな相談を受けるたびにそう思っていましたが、だんだんとその背景が見えてきました。

保育士は知らない間に社会に出て社会人になっている職業。だから、社会人基礎力・キャリアを積む意識が低い人が多いのではないか。保育士不足のため、現場は来るもの拒まずで採用を行い、入職する側も苦労して入っていない。そのため、帰属意識が低く、すぐに離職するのではないか。
うまく回っていない現場の傾向として「私がしなくても・・」と他力主義になっており、「この程度でいいんじゃない?」とやらされ仕事になっている。なんでも挑戦する前から「難しいよね、余裕がないよね」というワードで片付け、 改善に向かうPDCAを回す取り組みシステムが現場にない。『子どもに関わる仕事=命をあづかっている仕事・この子の将来をあづかっている仕事』という意識が希薄になっている。自分軸が中心となり、自分の感情優先でで子どもや職員に関わっている。

この現状の打開をするべく、 経営学部大学院の修士論文「保育士離職防止のための施設長のマネジメント」の研究結果をもとに、実際に保育園で園長として実行しました。結果、2年で離職ゼロ、認可外保育園にも関わらず充足率120%、 ウェイティングリストもある地域に求められる保育園に成長しました。その後、顧問という立場からマネジメントのお手伝いを行い、多数の保育事業者からオファーもいただくようになったことで、 離職率の高い組織全体の立て直しや資質向上のための年齢別研修・保護者対応研修・マネジメント研修など、現場に必要なカスタマイズを行った研修を行う講師として、 また園のブランド力構築のための保護者に求められる安心子育てアドバイザー・カウンセラーとして各園に関わるようになりました。

これから これから
「人を育てる人」を育てる 「人を育てる人」を育てる

子どもは能動的・主体的に人と関わる存在としてこの世に生を受けます。乳児と特定の大人との間には親密で継続的・心理的な絆=アタッチメント愛着が築かれます。それが、愛情ある言葉がけとスキンシップによりしっかりと形成されると、 子どもは「この人といれば安心」という安全基地の意識と自己肯定感を上げ、信頼感をもとに活動範囲を広げ、新たな経験に向かっていくようになります。 そのため、保育者も保護者も、子どもが働きかけようとした意味を理解し、その主体的な行動に応じて、どんな関わりや遊びの空間の構成がふさわしいのか、一人一人の育ちの過程を理解して援助をすることが必要となります。

子どもの仕事はあそびを通した体験であり、それにより刺激を多く得ることで脳を耕す経験を繰り返します。数値にあらわれる能力よりも非認知能力を伸ばすことが求められ、楽しいから生まれたモチベーションを大切にし、 それが経験になり、脳に指令がいくようになります。「こんな風にしたらこんな風になるね。じゃぁ、こんな時はどうなるんかなぁ。やってみよう!」という経験値がたまると主体性が育ち、学ぶ力=生き力につながっていく。 そのためには目の前の子どもはどんな発達段階なのか、どんなものに興味があるのか、どんな心が育ち、どんな思考の順序をたどるのか、好奇心、やる気はどこに向かうのかを大人は知り、子どもの生活と遊びを充実させる必要があります。

子どもが笑顔でいきいきとし、指示待ちにならない子どもたちを育てたい。また、人生の先輩として親が、先生自身が、主体性を持ちトライ&エラーを繰り返せる姿を子どもたちに見せ、「人を育てる人」として自信をもってキャリアを積んでほしい、そう思います。
そして、それをサポートできる施設長・園長・主任などのマネジメント側の教育もしっかり行い、現在の社会事情に合った支援型リーダーシップと組織作りをしていきたいと思います。

Profile

SELF CREATION LAB 代表

下村 恭子

(通称 : やこせんせい)

「人を育てる」をモットーに35年以上、幼児・保育教育現場に携わる。その経験を生かし、保育士養成・親になる人のためのキャリア育成セミナーに従事。またアメリカシリコンバレーにて、 「日本語親子教室」および「書道教室」を6年半にわたって主催し、日本人在住者の日本語能力維持にも尽力。子育て支援事業として、子育てカウンセリング臨床数も5000件以上。

50歳になって入学した経営学部大学院で、マネジメントとリーダーシップを学び、保育現場の人材育成の必要性を感じ、保育園園長をしながら研究結果を実践。
保育士の質の向上のために、保育現場のコンサルティングやスキルアップ研修を全国各地で行っている。
執筆やラジオ、インスタなどでも発信中。

お悩みの方へ

「誰に相談したらいいんだろう?」
「もうどうしたらいいのか分からない」
「人に言うべきことなのかな?」

子育てに携わる方々で同じ悩みを持っている人は多くいらっしゃいます。
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